フローリングのまま犬を飼っていると関節に負担がかかります。カーペットを敷いてワンコの滑り止めを。

2019年10月4日

ポルンはフローリングの上より柔らかい所の方が好き。

平日毎朝飼い犬の生活を放送しているワンコ好きのためのTV番組、「きょうのわんこ」を見ていると、ワンコを飼っているよその家の環境を見る事ができます。

10年も室内犬を飼っていると、それなりに知識や経験値も増えていて、これ大丈夫かな〜?と思えるお宅があったので、気になる環境を取り上げてみました。

フローリング剥き身のまま飼っているお宅が多い事にビックリしました。

犬の爪は猫ほど鋭くなく、コーティングされた家庭用のフローリングだと爪は引っかかりません。
人が暮らしていてもわかると思うのですが、引っかかりがないのでよく滑ります。小型犬は体重も軽いため、さらに滑りやすいのです。
自然の中で、これほど滑りやすい環境というのは凍った池の上くらいしかないでしょう。犬は氷の上では生活しません。
踏ん張りがきかない床の上では、足が空回りしてしまい、関節に負担がかかってしまいます。
ですので、犬を室内で飼う時、フローリングだったらそこにカーペットを敷いて滑り止めをする必要があるのです。
フローリングを加工して滑らないようにわざとガタガタに仕上げるやり方があるのですが、それをやっているお宅は建もの探訪くらいでしか見た事がありません。

タイルカーペットがおすすめ

一枚物の大きなカーペットでもよいのですが、おすすめなのはタイルカーペットを並べて貼る事。
しつけのしっかり行き届いたわんちゃんでも、トイレまで間に合わなかったり嬉ションしちゃったりちょっとした事で吐いたりと、カーペットを汚してしまう事は多々あります。そんな時タイルカーペットなら、汚れた一枚を剥がしてお風呂場で洗ってくれば良いのです。予備に何枚かストックしておけば、洗って乾かしている間も予備を貼っておけます。あと色も何色かあると、交互に色を変えたりデザインする事も可能なので本当にオススメなのです。

100均やホームセンターにあるパズルのピースみたいになってるジョイント式なのもありますが、これだと厚みが無く軽いため、一時的に使うにはいいのですが、常時設置には向きません。

粘着シートが底に付いているパネルカーペットの方がずれる心配がなく、重さも適度にあるため床に安定して設置できます。洗っても粘着力自体はそれほど落ちないし、他の部分のタイルがしっかり貼ってあればそこで固定されてずれません。我が家でもポルンを飼う時に設置しているので、もう10年以上になりますが、汚れてはいますがまだまだ使える状態です。
ちなみに我が家では「東リ 洗えるタイルカーペット アタック350」というのを使っています。入居時に通販でかなりの枚数頼んだら、届いたダンボールの重さにビックリしました。この重さも設置するには重要です。
部屋にぴったり敷き詰めたい場合ははみ出す部分をカットしたりの作業をしなければなりませんが、ワンコが通る道だけに敷いてもいいので、いろいろな用途で使えると思います。
ケージの入り口に続くところへ敷いてあります。よく汚されるので粘着を効かさず置くだけにしてます。
 
 
あらためてネットショップで検索してみると、当時より色やパターンが増えてて楽しいです。それにしてもバリエーションを増やしながら10年以上販売し続けているモノなので、安心して使えますね。
予備の在庫はまだまだ沢山ありました。どんどん汚しても大丈夫!