チワワのポルンを飼いはじめてはや12年。はじめの頃は何を買ってどうすればよいのかわからなくてあたふたしていましたが、それなりにいろいろ使ってきた中でオススメできるものをあげてみました。初めてペット(小型犬)を飼うかたのご参考になればと思います。
[ ハーネス(胴輪) ] 小型犬には首輪よりハーネス
犬はしつけていてもリード(引き綱)を強く引っ張って走ってしまうことがあります。首輪にリードをつなぐと、突然のダッシュをしたとき、首にダイレクトに衝撃が来てしまい、小型犬の細くて弱い首には負担が多いです。なので首よりも強い胸回りにつける胴輪(ハーネス)にリードをつけるようにしましょう。
ハーネスにも種類があり、首輪と同じような綱を輪にして胸回りに着けるものや、チョッキのような胸回りをおおうようになっていて背中にリードをつける金具が付いている物など、可愛い物もたくさんあります。季節や服に合わせて何種類か揃えると、散歩が楽しくなりますよ。
ハーネスをしていれば首輪はいらないかと思いますが、首輪には迷子札を付けたりできるので、我が家ではハーネスにリードを付け、首輪は迷子札を付けて飾り的にしています。
[ ファーミネーター ] 抜け毛が驚くほど取れる
普通の針金ブラシに比べて、ごっそり抜け毛が取れます。季節の変わり目で抜け毛が多い時期にはこれ使ってたっぷり抜け毛を取ります。
針金ブラシも一本持っていると普段使いに良いとは思いますが、ブラシの先が目に入ったら痛そうなのでブラシの先がゴムで丸くコーティングされているものを選ぶと良いでしょう。
[ ギロチン式爪切り ] 動物病院でも使われている
爪切りを家でやりたい人には必需品。ただチワワなど小型犬の細い爪には、ペンチ式や人間用の大きめのを併用して使い分けるのが良いです。伸びすぎて巻き込みかけた爪や狼爪など切りにくい爪には、人間用の爪切りが使いやすかったです。ただ爪切りの刃は鋭くないと爪が潰れて切りにくくなるので、切れる爪切りを使いましょう。
ギロチン式だけで全部やろうとするとかえって大変で時間がかかります。
[ バリカン ] 足の裏の肉球まわりの毛を刈る
自宅爪切りをする人は、足先の毛を先に切る必要があるので、電動バリカンがあると時間短縮になります。体の毛をバリカンかけると生えてこなくなる等、支障が出る可能性があるのですが、脚先だったら問題なく使えます。小型犬には小さいサイズを選んでください。
[ エリザベスカラー ] 爪切りの時などに
通常は病院で傷の処置をした時、ペットが傷口を舐めてしまわないよう首回りに付けるもので、退院する時付けたまま貸してくれます。その後傷口を見せに行って良くなっていたら返却します。
で、我が家のポルンも肥満細胞腫の手術をした時に透明プラスチックのエリザベスカールを病院から借りて退院したのですが、そもそもチワワに合うサイズがないのかこれつけたままだと自力で水も飲めないのです(入院中ご飯食べなかったのは、これのそうかも)。エリザベスカールの端が床やら壁やらにひっかかってしまい、見ててあまりにもかわいそうなのでソフトタイプを買ってつけてみたところ、とてもいい感じだったのでこれは超オススメです。
でもペットが怪我した時だけ使うものでしょ?と思いきや、爪切りする時に役立つのです。
爪切りきらいな子はかなり暴れて飼い主だろうと噛み付いてくるので、このエリザベスカールを使えば噛みつかれずに爪切りができます。
[ 歯みがきシート ] 手軽に歯磨き
昔は犬に歯磨きなんてと笑われたものですが、今では犬の歯周病予防に歯磨きは当たり前になってきています。人間用の歯ブラシで抵抗なくできる子は子供用の小さいブラシを使えば良いと思います。うちの子のように、歯ブラシを口の中に入れるのを嫌がる子には歯磨き用ウエットティッシュがオススメ。普通のウエットティッシュの目が荒い感じになっていて、それを人差し指の指先にくるんで歯の汚れを落とします。歯磨き粉はなくても良いのですが、歯垢を落としやすくする成分の入ったものや、ペットが好む香りが入った歯磨きペーストなどもあるので、いろいろ試してみるのも良いと思います。
[ パネルカーペット ] フローリングのすべり防止に
普通の洋間のフローリングは、メンテナンスしやすいようにニスが塗られていてよく滑ります。
靴下を履いた状態で歩くとその滑りやすさはお分かりになると思います。
犬や猫は爪があるから滑らないでしょ?と思うかもしれませんが、爪があってもそれが引っかかってやっと爪の役割をするのです。フローリングの継ぎ目にはひっかかるかもしれませんが、その間隔は開きすぎていて滑り止めの役には立ちません。
それでもペットが若いうちは足腰がしっかりしているので多少滑っても体制を維持できてますが、高齢になるとちょっと滑っただけで倒れそうになるくらいバタバタしてしまいます。
滑り止めに良いのが絨毯やカーペットです。
ただペットがいる状態で引っ越してきた場合は、最初から大きな絨毯を敷いたりできるのですが、たいてい後からペットが来るのでそれから大きな絨毯を敷くには家具を移動したり大仕事になってしまいます。そんな時にはパネル式のカーペットが便利!
貼って剥がしてが自由にできるので、ペットが歩く場所に部分的に敷くこともできて、汚れたらそこだけ交換すればいい。交換する場合、同じメーカーの商品の方が設置はしやすいので、なるべく大手のメーカーの商品がオススメです。100均のスポンジパネルでも一時的にはよいのですが、何年か使ってきていざ足りなくなり買い足そうとしても、小さいメーカーだと商品が切り替わっていたり在庫がなかったりして結局全部買い直ししなければならなくなるかもしれません。
その点この東リのパネルカーペット アタック350 は、うちのポルンを迎えた12年前から使っていても未だに商品ラインナップとして存在しています。物もとても良くて、ペットフードを食べ散らかすため食べる場所の周りに敷いているパネルカーペットは結構汚れるのですが、洗うとちゃんと綺麗になって何度も使えます。(床との粘着性は何度も張り替えていると弱くなってきますが、それでもちゃんと固定できてます)
[ ケージ ] しつけやトイレやご飯場所として絶対必要
このケージがなかなかやっかいで、最初から必要なものなのに、いざ使ってみてちょっと小さかったとか大きすぎたとかで買い直すのは大変なのです。まるで人間の家のよう(というのはおおげさですが)
留守番のしつけのためにもケージが必要です。なので最初からいい物を選ぶか、試しに百均の柵を連結した簡易版を作ってしばらく様子をみるか、くらいでしょうか。ジョイントで足していけるタイプもいいと思います。
標準的なチワワだと、だいたい体の大きさがわかるので(中には巨大化してしまう子もいるようですが)このサイズ(W=800×D600×H600)で大丈夫です。小さすぎるとトイレとご飯が近くなりすぎてしまってかわいそうなので、どちらかといったら大きすぎの方が良いかと。ただ大きすぎると人が生活する場所が狭くなってしまうので、慎重に計測して購入しましょう。
[ キャリーバッグ or 移動用クレート ] 緊急避難時など日頃からしつけておきたい
旅行など遠出する時にはキャリーバッグがあると便利です。近場の散歩しかしないワンコでも、病院に連れていく時や、災害で避難しなければならなくなった時など、キャリーバッグは必要なのです。
普段から連れ歩いているうちのポルンはキャリーバッグを見せると一緒に出かけられると喜んでバッグに入りますが、入り慣れていない子は嫌がってなかなか大変です。(猫もバッグ嫌いな子が多いです)
いざという時、すぐにバッグに入ってくれるよう、普段から慣らしておいた方が良いです。
[ 夜のおさんぽライト ] 夜のおさんぽ時の視認性高めるため
秋冬になると、暗くなるのが早くなってきます。ちょっと暗くなってきたら、視認性を高くするよう、ピンポイントのライトを点けると安全です。
最近は小さくて安価なLED製が出てきました。一つ点いているだけでも安心感はあります。
人間も懐中電灯を持って出た方が、ウンチを取るときなど便利です。100均の懐中電灯でも良いのですが、こんなおしゃれな懐中電灯だと夜の散歩が楽しくなりますよ。
以上、我が家のオススメのペット用品でした。グッズを揃えるのも楽しいものです。
また便利なグッズを発見したら試してレポートしますので!