チワワのポルン。

チワワのポルンは小さい頃からイボが多い。良性のイボと悪性のイボ(写真あり。閲覧注意)

 

ポルンは小さい頃から背中にちょくちょくイボができていました。

 

最初に見つけた時は、イボの先端が細長くカサブタの塊みたいに硬くなりブラブラしていて、何だこれ〜?と触っている間にそのかさぶたの塊が取れてしまいました。
出来立てのイボは柔らかい粒状のデキモノで、肌と同じ色のゴマ粒くらい。その柔らかい粒の先端部分が硬くなってかさぶた状態になり、徐々にそのかさぶた部分が伸びてきて数ミリの細長い棒状になってきます。そうなるとブラッシングの際に引っかかってじゃまになってくるのです。

カサブタが出来る前のいぼ。体をなでていると引っかかりに気がつきました。

年一回のワクチン接種で病院に行くたびに、獣医さんに「このデキモノ大丈夫でしょうか?」と聞いていますが、良性のイボなので放っておいて大丈夫、撫でる時邪魔だったらレーザーですぐ取れますよという返答。
できるイボはだいたいこれだったので、また出来てると思うくらいでほとんど心配していませんでした。

ある日、ポルンと遊んでいて、お腹を出してひっくりかえった状態のとき、左足の根元あたりに2~3cmくらいのデキモノが出来ていました。肌色で、触るとグニャグニャしていて、張りはなく少しシワが寄っている。
見つけた時は脂肪のかたまりくらいにしか思ってませんでしたが、病院で組織を取って調べてもらうと、肥満細胞腫という皮膚ガンでした→肥満細胞腫の時の記事リンク

これは悪性だったので、手術で除去。転移もなく、取り去れば問題ないとの事でした。

その後、耳の根元にも肥満細胞腫の時のグニャグニャ柔らかいデキモノと同じようなものが見つかり、絶望の底に突き落とされたような気分で病院で見てもらうと、ああこれは老人性の良性のイボだから大丈夫ですよとの答え。

耳の裏の根元に出来た老人性いぼ

素人目には皮膚ガンのデキモノと区別はつかなかったです。肥満細胞腫に比べると小さくて深いシワが目立っていました。
大きくなると悪性の可能性も出てくるので半年ほど観察し続けていますが、大きさは発見当初とまったくかわらず。ブヨブヨ具合も同じです。

 

いつも気にして見ているので、下腹部に出来たシミも気になりました。最初に見たときはちょっとした赤いしみだったのに、徐々に大きくなったのでこれは病院に行くかと計画していたところ、そのシミがカサブタのように硬くパリパリしてきて取れてしまいました。その後なんともなっていません。

下腹部にできたシミ。数日で取れてしまった。

ポルンに関しては、ちょくちょく出来る見慣れたイボは良性だと判断できるようになりました。ただそれが大きくなったり色が変わってきたりすると悪性に変わってしまった可能性があるので、定期的に病院で見てもらった方が安心です。

老犬になってくると、なにかと健康面で心配が多くなります。
なにか異変を感じたら、すぐに病院で見てもらうようにしましょう。素人判断はとっても危険ですので。